マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

肥前もの

 

こんばんは

 

二号  卵のうを吸収し終わり元気に歩き回ってます

 

本当に高気圧が実体化してほしい、、、

 

も~限界

 

本気で叩き斬ってやりたい

 

梅雨以降

全然雨が降らず

旱魃状態です

 

台風?

何それ?

こちらは

生暖かい風が吹いて気温が上がっただけでしたよ

 

明日はさらに暑くなるらしいし、、、

 

ゴリラは

37℃超えたら

作業中断して帰って来い

って言ってました

 

ただ天気いいだけなら問題ないんですよ

晴天なのにガスってて

モワモワと暑い

 

まるで関東圏に住んでた頃の暑さですよ

 

はぁぁ、、、

 

 

さてさて

 

 

友人からとある物の引取りをお願いされました

 

これ

 

 

刀です

 

切っ先部分

 

 

写真が汚いのはご勘弁を

手入れの合間にゴソゴソ撮ったので

ポンコツに磨きがかかってしまいました

 

 

無銘

 

鑑定は出羽の行広

 

磨り上げられてて

二尺一寸七分と短めですが

身幅も広く

米糠肌よく詰んで

地景がまんべんなく現れ

玉焼きあり

 

樋掻き通し

 

金線

金筋

稲妻

砂流し

掃き掛けも出てて

見応えのある刀です

 

 

蝋燭や裸電球の下で見ると

鉄が澄んで

よく見えるんですけど、、、

写真にするのは難しいです、、、

 

わたしがポンコツだから、、、、

 

 

拵え

白鞘

桐箱付き

 

これを

友人が持って訪ねてきました

 

貰ってください

 

亡くなったお爺さんの形見

でも

家族は扱えないし

 

ど~せなら

好きな人に持ってもらおう

ってなったみたい

 

お爺さんが存命の頃

梅の盆栽を譲ったり

万年青を頂いたり

友人を介してお互い顔を知らぬまま

細々と交流してて

 

爺ちゃん刀好きで持ってるので

今度見に来てあげてください

同じ趣味の人が来ると喜びますから

 

誘いを受けてて

結局会えないままお別れになってしまったのが悔やまれる

 

お金は要らないので貰ってください

 

いやタダじゃ申し訳ないよ

 

押し問答がしばらく続き

 

爺ちゃんも喜ぶと思うんで、、、

 

ん~

じゃぁ

今度皆で遊ぶときに

良いお酒を贈らせてくれ

手打ち

 

無銘を選ぶ人間は賢い

若い頃から色々教えてくれた

刀鍛冶の先生が良く言ってた

 

ブランドより

自分の好みを優先できる目を持ってる証

 

無銘でも自分が選んだ刀を愛でれる人間は

いい趣味の楽しみ方ができる

 

いい目を持ってたんだなぁ

いい楽しみ方をしてたんだなぁ

会いたかったなぁ

 

何処に惹かれて

決め手は何処だったのか、、

どんな刃紋が好みなのか

一本貰えるならどの刀が欲しいか

 

そんな話をして

ニヤニヤするお爺さんを見たかった

 

持ち主がわたしなんかで納得してるか分かりませんが

頂いたからには

大事に次世代に繫いでいきます

 

試し斬りしたら怒られるかな、、、

 

 

さて

 

これから

小さいのと深夜ドライブに行くので

申し訳ありませんが

訪問もお返事も後日させて頂きます

 

という

お話