こんばんは
少し付き合いのあったお婆ちゃん
最近見ないなぁ～って思ってたら
亡くなってました
最後に会ったとき
あんなに元気だったのになぁ
さてさて
長寿って幸せでしょうか？
世間では長生きは良い事みたいな風潮がありますが本当ですか？
長生きしてる本人は呆けて家族や知人を認識できなくなり
自分が自分でなくなってっても幸せなのでしょうか？
それを支える家族は幸せでしょうか？
介護の為に仕事と両立して心身を削ったり
仕事を辞めて付きっ切りで見張ってたり
施設で多額の費用が発生したり
生きてるだけの屍のような人間
それが居なければ
夫婦でゆっくりする時間があったり
好きな事に時間やお金を回せたはずです
友人の祖父は呆け始め徘徊するようになりました
一年半ほど悪化するだけの状態が続き
肺炎で亡くなりましたが
その間
友人も両親も目に見えて疲弊してました
両足を叩き折って歩けなくすれば
安心して寝れるんだけどなぁ
そんな冗談を口癖のように言い
亡くなり
悲しみよりも肩の荷が下りたと
葬式でスッキリした表情で言った時
わたしらや親族らは
友人家族を
お疲れ様と労いました
友人の祖父は人望のある方でした
でも
家族が抱えた負担の大きさが勝ったんです
長寿が悪いとは言いません
でも
長寿に伴う負担を
次世代が時間や金を潰してまで背負う必要があるのか疑問です
この考え
残酷だと否定するのは勝手です
でも
介護施設という現代の姥捨て山に放り込んで
苦労を知らない人間が否定する資格はないと思います
介護がなければ死なずに済んだ若い命はたくさんあります
長寿を悪いとは言いません
しかし
それで皆が幸せとは言えない
日に日に弱っていく爺ちゃんを見て
わたしは切なさしかわきませんよ
という
お話
