こんばんは
友人の子供は本を読むのが好き
お勧めの小説や漫画を聞かれ
色々教えたり貸したりあげたりしてました
その子が中学に進学し
その子が高校に進学し
すっかり年頃娘に
○○くん
面白いのある～？
道満清明さんの「ニッケルオデオン」
ディーン リップルウッドさんの「バターは」どこへ溶けた？」
それ前に借りたよ～
ん～
困った、、、
本棚見ていい？
ど～ぞ
ゴソゴソ
あ
この絵好き！
ふ～ん
と見ると
手には「当て屋の椿」
しまった、、
、、エッチだね
、、いや
内容は凄い面白いんだよ
でもエッチだね
うん
借りていっていい？
いいけど
親におれから借りたって言わないでね
漫画だよ？
漫画だけどさぁ、、
当て屋の椿はエロい
それはしょうがない
宝仙は絵師(春画師)だし
民話や神話に基づいた話が絡むからエロくなる
わたしと同じで民話や風習が好きな年頃娘は絶対にハマる
でも
エロいから勧められずにいたので
ある意味これでよかったのか？
でも、、
何だこの罪悪感は、、、
わたしの部屋は女人禁制にするか
或いはＲ１８仕様にするか
さてさて
女人禁制
関わる神が嫌うから
というのは建前で
閉鎖的な環境に女性が混じると混乱が起きて
円滑に物事が進まない
という意味もあるのだと思う
男だらけの工業科でブスがアイドルになるみたいなもの
女人に限らず
禁足地ってのはあります
特定の日、天候、時間、時期
性別、年齢、家族構成、名前、血筋
知らなければ簡単に犯してしまうような理由で禁足になってます
入るなもあれば
持ち帰るなもあります
有名な場所は調べれば簡単に出てくるので書きませんが
葉っぱ一枚持ち帰ってはいけない山が幾つもあります
呼ばれないと行けない場所もありますし
呼ばれたら行かなければいけない場所もあります
致
血の縁
地との縁
智での縁
偶然も何かの縁
運命の運は縁
なので
年頃娘が当て屋の椿を見つけて借りてったのも
縁なのです
わたしゃ悪くないのです
本が彼女を選んで
彼女が本を選んだのですから、、、
という
お話
