こんばんは
多分
雛型は日本で云う
迎え火と送り火の様なもの
死者を懐かしみ
境界があやふやになる時期に
一晩限りの死者を迎え送るもてなし
時代が下り
子供が回るようになったのも
初めからあった祭事の色を残してる
或いは
元々
若くして死んだ子供の為の祭事だったのかも、、、
仮装は死者を模したもの
各家庭は死者をもてなすが
それは「玄関先」でだ
死者と生者の境界を守っている
日本では
逆屏風等
ハッキリと違いを示すことで
死者に死を理解させ
生者も死者と別れた
土葬が一般的だった時代
生きてる者が恐れた事に
生きたまま埋められること
と
死者が還ってくる
ことがある
棺桶に鈴を付けたり
心臓に杭を刺したり
あれやこれやと
死後の対策を練って
安心して死ねるように
安心して生きれるように
整えてきた
整えて
整えて
信仰として成熟したところに
異教が来た
キリスト教という他所の宗教が来たとき
土着の信仰は邪教になり
信仰対象は悪魔になり
祭事は遊びになり
知恵者は魔女になり下がった
さてさて
死者の行進というよりは
馬鹿の行軍
ってのが日本のハロウィン
そのうち
まぁ
わたしにとって
ハロウィンってのは
そんな感覚
ヨーロッパの風土で生きてた
古い信仰と習慣があちらの空気に触れて
初めて意味を持ちます
日本でのハロウィンなんて
日本の古民家でフランス料理のフルコース食べながら
アメコミ映画で団欒してるようなもの
色々な文化を楽しむのは結構ですけど
そもそもの土台を間違えて楽しむのは
あちらさんに失礼だと思うんですよねぇ
アメリカ映画の忍者とか気持ち悪いでしょ?
まぁ
わたしにゃ
どーでもいい事ですけどね
コスプレして騒ぎたいなら
そーいうイベント会場にどーぞ
最高に楽しんでる連中ほど
そーいうイベントを普段笑ってるんでしょうけどね
日本だと今日は
馬鹿が
公式に馬鹿で居られる日
という
お話