マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

出張逆マッサージお嬢様

 

 

                こんにちは

 

               今日は程好い陽気

 

       ライカさん連れて猫公園でもぷらぷら徘徊しようかな?

 

                  と

 

            ごそごそフィルムをセットしてると

 

       んなぁ~~ん

 

               慌てて窓から顔を出すと

 

      庭の柊の根元で日向ぼっこ中の三毛さん!

 

           コロンコロンと寝転んで此方に熱い眼差しを

 

        何時も休みと晴れの重なる日には来てくれない三毛さんが

           わざわざ出向いて声まで掛けてくれた!

 

            ライカさんとフィルム数本を持って

                  飛び出す

 

                   あれ?

 

     柊の根元スッカラカン

 

                  どゆこと?

                 もしや幻覚??

 

       んなぁ~~ん

 

               柊の裏から三毛さん登場

 

                 おお!三毛さん!!

 

             カメラを構えピントを合わせパチリ

 

               良いよ三毛さん!美人だねぇ!

 

                フィルムを巻きピントを....

 

        んなぁ~~ん

 

                ちょっと三毛さん近い近い

 

        んなぁ~~ん

 

           すりすりゴツゴツ

 

              わしわし撫でると三毛さんはコロン

 

                カメラを構えると起き上がり

 

           すりすりゴツゴツ

 

       んんなぁぁ~~ん

 

                    はいはい

                分かった分かった撫でますよ

 

           日向に寝転んで気持ち良さそうに目を細める三毛さん

                    次はこっち!

              と寝返りを打ったり少し体を伸ばしたり

 

               しばらくごしごし撫で回したら

 

          なぁん

 

                    と1鳴き

 

                起き上がり大きな伸びと欠伸

 

                     よしよし

 

                 カメラを構えピントを...

 

                     あれ?

                  三毛さん何処に行くの?

                     おーい!

 

              三毛さんの揺れるしっぽとお尻をパチリ

 

      お昼のチャイムが鳴った

 

                  相変わらずの三毛さん

 

         可愛いなぁ

 

          猫公園に行くかとタバコを取りに部屋に戻ったら

            あっという間に雲が出て気温が下がってきた

 

                  今日は諦めよう

 

             陽気の合間にマッサージ係になった

                 って話でした