マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

明るくなっただろう?

 

こんばんは

 

Nikon S2 + Nikkor S.C F1.4 5cm Nippon Kogaku Tokyo FOMAPAN400

 

日本人は無神論

これ

当たり前のように揶揄されてますけど

無神論者だ!って言ってる連中さぁ

 

祭りは?

初詣は?

お札は?

神棚は?

その他

様々な行事や風習に神は関係してないと思ってるのか?

 

田舎では

田んぼの神様や山の神様

辻の神様や海の神様なんかに感謝する風習が当たり前に残ってるよ

 

それらは神様じゃないって言うのかい?

 

一神教の神が唯一絶対の神とか言ってる連中は

八百万に対する敬意が無いのでしょうかね?

 

信じる神以外は邪教か?

人間の分際で何様なんだよ?

他所の思想で日本を見るな

 

唯一神を崇めない日本人は異常か?

 

 

 

地に足を着けてない地域だけを見て

日本人が無神論者なんて妄言吐くんじゃないよ

 

 

さてさて

 

 

おばQが見えるのに怖い話が好き

というのが

友人らに不思議がられます

 

う~ん

正確に言うと

わたしゃ

怖い話が好きな訳じゃないんですけどね

 

妖怪とか

各地の民話なんかは好きで収集しますが

おばQに関しては好意的に見てません

 

どちらかと言えば

鬱陶しい方が強い

 

夜道で突然落ちてくる大きい顔とか

通夜に魂を盗みに来る化け猫とか

雪山に現れる美人とか

少しの間赤子を抱いてほしいとお願いしてくる女性とか

妖怪に纏わる話は情緒や風習が香り面白いです

 

一方

数年前に自殺があったとか

ここで殺されたとか

事故にあったとか

おばQに纏わる話は情緒が無い

バリエーションも幼稚で面白くない

んで

残ってるのが面倒臭い

 

んじゃ

なんで怖い話とかを今でも聞いてるのか

それは

単純に自分がオカしくないという確認をしてた

それの延長です

 

小さい頃

両親という生き物には色々否定されてましたが

その一つがおばQ

 

そんなの居ない

 

お前がオカしいだけだ

 

散々言われ

自分がオカしいと信じてたら

幼馴染の母親が見える人で

 

それは普通の事だよ

見えないほうがおかしいの

色々教えてくれました

 

それでも刷り込まれた感覚は抜けず

妖怪話を見聞きする合間に

自分以外の体験談にも耳を傾け

安心感を得てました

 

そんな初心な時期も過ぎ

駅で募金活動したり

バイクを路上教習したりし始める頃には

それが当たり前になって

単なる鬱陶しいモノになってました

 

おばQが悲しい存在って言う方も居ますが

わたしは鬱陶しいとしか思いません

 

残るモノはどいつもこいつもしつこいです

生きてても死んでてもね

 

今も聞いたり見たりしてるのは

その名残

 

映画やドラマの大げさな演出に笑ったり

ありきたりの作り話に呆れたり

自称霊能力者に閉口したり

あの界隈も下らないのが増えてますけど

まぁ

おばQ自体下らないモノなので妥当な成り行きでしょうかね

 

やっぱ妖怪です

民話や伝承です

 

清姫ちゃんの如く熱烈な愛だったり

露ちゃんのような妖艶な愛だったり

ネトネトジトジトした腐った現代のおばQでなく

芯の通った一途さが素敵

 

将門さんもそう

お岩さんもそう

世間にゃ怨霊なんて言われ方してますが

わたしにとっては

一途な思いを貫いた素敵な方々です

 

畏怖は勿論ですけど

日本人なら敬意を示してしまうのは

無意識にその一途さを分かってるからだと思います

 

昭和以降のおばQは妖怪化しないでしょうね

だって芯がないもの

 

ただね

願わくば

犯罪被害者やイジメ被害者なんかのおばQには

強い強い芯を持って頂きたい

 

生きてる人間が死んだ人間より強いなんてのは嘘です

加害者をしっかりと祟り

同じような被害者が出ないよう戒めの礎になれるよう頑張ってください

 

怪奇譚は戒めになって初めて後代に語り継がれるんですからね

 

芯も無く地に足の着いてないおばQなんて

唯一神並に滑稽なだけですから

 

という

お話