こんばんは
冬囲いの板を準備してたら
やっぱり今年もコロコロと可愛い毛玉が転がり落ちました
蔵の壁に立て掛けてある板は蝙蝠ちゃんらの集合場所
今時期には外されるのをそろそろ情報共有して
安定した冬越し場所を見つけてくれ
でも
コロコロと転がり出てくるのを見れないのは寂しいなぁ
タバコとのサイズ比
転がり出た毛玉は例年通り
暖かそうな藁の山へ移しておきました
さてさて
物が集まるというか
縁ができると続くってのがあります
わたしが正に
今その状態
集まってきてるのは、、、
刀
友人から祖父の遺品としてもらった刀がきっかけで
今月だけで二振り刀が手元に来ました
まぁ
その二振りは
預かってるだけなんですけどね
1つは以前書いた
年期銘と所持銘が刻まれて作者銘の無い
謎の短刀
もう1つ
二尺六寸三分の太刀
これが面白い
薄錆状態で刃紋も僅かに見えるだけなんですけど、、、
腰反りが強く
小切先
茎が磨り上げられており目釘穴は二つ
んで
銘が錆で見えないんですけど
かなり古いもの
んで
間違いなく人を斬ってる
物打ち付近に玉の付いた黒錆が薄っすら
刃が所々若干欠けてる
んで
決定的なのが重い
勘の鋭い方なら
恐らく見ただけで顔を顰めるでしょう
刀って面白いもんで
鑑定云々を抜きにして
全く知らない人間でも
分かる方なら人を斬ったのを見分ける事ができます
車に乗った時に
持ち主が喫煙者かどうか分かる
みたいなもの
んで
面白いのが
価値というのを抜きにして
それを忌むか惹かれるか
それが人それぞれ違う
この太刀
わたしは惹かれてます
以前
抜くのも嫌な刀に逢った事がありますが
この太刀は大丈夫
いいなぁ
手放すならおれに売ってよ
と
持ち主の前で
鑑賞しつつ
二度指を切りました
油断は駄目
危ないものほど気配を隠してる
そ~言い聞かせつつ
毎晩
錆身の刀身をニヤニヤ眺めてる
今日この頃です
という
お話