マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

長々と、、、

 

こんばんは

 

Rolleiflex Standard Tessar 75mm F3.8 FOMAPAN 200

 

 

○○ちゃんが

今まで一番怖かった話してよ~

 

組の宴会場で試し斬り

 

お化けだよ

 

いや

何それ!

初めて聞いたんだけど

 

あ~

あの話か!

 

 

関東圏に住んでた頃

勤めてた電気屋の社長らが

■■組の直系幹部d、、、

 

いや

お化けの話してよ

 

■■組ってな~に?

 

子供の前でその話はしないで!

 

ちびら寝たらその話教えてね

 

ん~

本当に怖いのは話せないよ

 

なんでだよ~

 

上国のアソコん時みたいになるから

 

あぁ、、、

 

そりゃ駄目だわ

 

じゃ話せる範囲での一番怖いので

 

これも

先日の呑み会での一幕

 

 

さてさて

 

 

怖いの基準って皆違いますよね

 

職種や生活環境でかなり差がでると思います

 

わたしゃ

山奥育ちなので

山は恐ろしいですが

全く怖くないです

それは

山での危険に対してアンテナの張り方を知ってるからです

付き合い方を心得てるって言えば伝わりますかね

登山する方々とは違う意味でね

 

逆に

海が大嫌いで怖いです

アンテナを拡げると大量に要らないモノまで絡んできて鬱陶しいです

海には愛嬌が全くありません

だから嫌い

大嫌い

 

 

子供の頃のお話

 

とある事情により

夏の終わりの真夜中に家から出て

スキー場斜面を登り

背丈より高いススキ野の中に隠れてました

 

雲ひとつ無い満月に近い月夜だったので

目が慣れると結構な範囲まで景色が見えました

 

家から持ち出したのは

ライターと包丁

ススキを切って地面に敷き

三畳程の快適な寝床を作成しました

 

王国でゴロゴロしてて

しばらくしたら

ススキの向こう側

下斜面から犬の唸り声みたいなのが聞こえてきます

 

獣かな?

 

包丁と木の枝をコソコソ掴んで

コソコソ耳を澄ますと

唸り声が遠くなったり近くなったり回ったりしてる

 

犬か?

 

もfじdこおpsに

 

背中側

斜面の上側から声がして振り返ると

ススキの茂みの向こうに小さく二つの光

 

夜に見かける猫の目みたいに光ってる

 

ぬのkそあえもおp

 

少しこもった感じと

早送りみたいな高音の混じる独特の声

でも言葉が聞き取れない

 

怖い

けど

家にも帰りたくない

 

おpもなwにそn

 

固まってるわたしの傍を

ススキを避けるように茂み外を

四足歩行で周りながら

意味不明な音を出してる

 

いmtおpろみn

 

しばらくすると

斜面下側で止まり

わたしに背を向け

犬の伏せ状態になりました

 

それを見て

なんか安心

 

ぐ~ぐ~寝ました

 

さて

 

山怪は山仕事をする人間に

昔から知られてます

 

害を与えるモノ

守ってくれるモノ

音だけのモノ

姿を見せるが干渉してこないモノ

 

様々居て

地域毎に事象や対策が出来てます

 

タバコを吸う

返事をしない

振り返らない

転ばない

背を見せない

刃物を嫌う

犬を嫌う

犬のふりをする

繭に唾を塗る

耳に唾を塗る

お歯黒をする

髪の束を焼く

握り飯を置く

着物の重ねを逆さにする

履物を投げる

里の言葉を使わない

鏡を見ない

鏡を向ける

等々

 

定番から独自のものも

様々あるのが面白いです

 

狐や狸なんかが化かしたり

鼬も悪戯します

 

穴熊が踊ったり

熊が乳飲み子を守ったり

狼が道案内したり

それらもある意味山の怪

 

開発や疫病という人間汚染で

住処を失い減ってきてる山の住人

 

あの晩あったナニかは

今も元気なんでしょうかね

 

何度か会いに行ってみましたが

会えたのはあの晩だけ

 

今度帰った時は

月夜に酒でも持参して

仲良くお月見したいものです

 

怖い話は

後日書きますね

 

クッション入れないとね

 

という

お話