マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

蚊取り線香と風鈴

 

こんばんは

 

MAMIYA C33 Mamiya-sekor DS 105mm F3.5 FOMAPAN 200

 

 

釣果料理を囲んで飲み会をした晩

 

下らない話から怖い話になりました

 

確か

ちび姫が学校の怖い話をし始めたのが最初かな?

 

屋上に行く階段に男の子が居る

とか

 

保健室にある鏡に血塗れの白衣の先生が

とか

 

体育館のステージで踊る女の子

とか

 

何処かで耳にした様なものの派生みたいな話を

おどろおどろしく話すちび姫が面白かったです

 

友人らも

会社に来る死んだお得意様

とか

曰くつき中古車を別業者に回した話

とか

昼過ぎに「ただいまー」と帰ってくる謎の声

とか

 

各々

話を持ってて面白かったです

 

○○ちゃんも何か話してー

 

いや

おれはいいよ

 

話せよー

 

嫌だよ

 

逃げんなよー

 

怖がらないから大丈夫だよー

 

わたしも大丈夫だよー

 

うーん

、、、

あのさ

さっきから

そこに手があるの見える?

 

わたしから見て右側

 

部屋と廊下を隔てるのは

足元すりガラスの襖

そこに

廊下側からぺた

ってこちらに掌を向けて

右手がくっ付いてる

 

きゃーーー

とか

うわあぁぁぁ

とかが教科書ですが

人間って驚くとまず無言になります

 

んで

うわ

 

うお

 

え?

 

みたいな反応します

 

どーやら友人らにも見えたみたいで

それを確認したみたいに

くっ付いてた手がすりガラスの下へと潜っていきました

 

ちび父が立ち上がり

襖を開け

真っ暗な廊下をキョロキョロ

 

そこでようやく

 

きゃーーー

とか

うわああぁ

とか

教科書通りの反応

 

何あれ!

 

手でしょ?

 

 

 

誰だよ

 

知らんよ

 

怖いよ~

 

泣くなよー

 

暫く

お通夜みたいな空気でしたが

酔っ払いのメンタルは馬鹿ですから

20分もしたら宴会の復活

 

セミみたいにくっ付くちび姫を慰めるのが大変でした、、

 

 

さてさて

 

 

 

会社の後輩の彼女が

百物語をやりたがっているらしいです

 

時期ですねぇ、、、

 

わたしは絶対参加しませんがね

 

楽しむのは結構ですが

障られない程度に楽しみましょうね

 

という

お話