マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

5寸7分の延べ金

 

 

 

 

              こんばんは

 

 

 

                 昔

             中学生の面倒を見たときに

        薬を服用する私をナニやら興味津々で見てました

                その子曰く

           

             安定剤を呑むのカッコいい

 

          特別な薬を飲んでいる様に見えたようです

 

             無い物ねだり?というのか

          若い子の考えも分からん訳ではないですが

 

     覚醒剤精神安定剤はお世話になるな!

 

              と注意しておきました

 

                 さてさて

 

           私は現在1日6錠の薬を服用してます

 

        一番酷い時期に比べれば半分以下で済んでます

 

            薬を飲むのはうんざりですが

        普通に過ごすには必要なのでしょうがないです

 

                怖いのは

 

                 副作用

 

           以前も書いたかもしれませんが

                私の場合

        軽度の味覚障害と肝機能の低下が残りました

 

          生きてる上で何一つ苦労はしないので

              別に良いのですが

 

            別に一番怖い副作用があります

                それは

         薬を飲まないと....

              という自己暗示

 

          体とのバランスに薬が必要無くなっても

           薬を飲まないとまた崩れるのでは?

       と考えて自らバランスを崩してしまう事が一番怖い

 

       私は数年間薬を飲まずに過ごせるように戻りましたが

             また病院の世話になってます

 

        以前と違うのは入院するほど酷い状態でない

               ということ

 

      再びバランスが崩れた時に自分で気付けたのも幸いでした

 

           精神的な病気で一番難しいのは

             症状を戻す事で無く

          薬を止めるタイミングだと思います

 

               その為には

              良い先生に会い

         毎回コミュニケーションを取ることで

      自分の微細な変化を伝えられる関係になる必要があります

 

            精神的な病気は見えない分

         各々色々悩みが出てくると思いますけど

             焦ると絶対躓きます

 

           なんとなくのんびりするのが大事

 

              私なりの結論です

 

               さてさて

 

              最初に書いた中学生

             同級生の子供なんですがね

           それから時が過ぎて現在二十歳

              来月結婚するそうです

 

          母親は中卒で子供を産んだんですけど

       生まれたてを見た私らとしてはなんとなく嬉しいし

              時間の重みも感じます

 

         覚醒剤精神安定剤もお世話になること無く

             幸せなお嫁さんになれて

             あたしゃ安心しましたよ

 

             ブーケでももらいましょうかね

 

               というお話