マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

赤ずきんは親を選べない

 

 

               こんばんは

 

 

           精神的に壊れたときに学んだ事が

              幾つかありました

 

            普通の健康である有り難み

 

            本当に付き合うべき友人

 

               不必要な重荷

              役立たずな知識 

           

            親という人間との関係

 

               さてさて

 

           皆さんは両親とは仲いいですか?

 

             私には両親はいません

     正確にいえば生まれる切っ掛けを勝手に作った男女はいます

 

      両親はこどもを守り育てて愛する生き物なのでしょう?

                うん

            私には両親はいませんよ

 

              私を作った男女は

          良いことをする私が見えないのに

       失敗する私は見える不思議な目を持ってましてね

   いくら謝っても立てなくなるまで殴る蹴るを止めませんでしたから

          私の声も聞こえてなかったみたいですよ

 

          私に無駄なお金をかけたくないようで

     投げつけられたダンベルが足に直撃して上手く歩けなくなっても

          病院なんか連れて行ってもらえずにね

           何わざとらしく足引きずってんの?

              なんて励まされただけ

         小学校の担任が気付いてくれて病院に行ったら

               剥離骨折してて処置後

             連絡を受けて迎えに来た両親に

            帰りの車で恥をかかせたと殴られてね

 

             何か良い方法考えて死んでくれ

 

              って懇願のおまけ付き

 

       それから毎日どうすれば迷惑かけずに死ねるかを考えてたけど

               

                私は死にたくない

         友達と遊びたいし色々欲しい物もあったりして

                   でも

        私は生きてるだけで迷惑だから死なきゃいけない

      どーしたら良いか分からないで毎晩寝る前に考えて泣いてた

 

              中学に入ってから気付いた

         良いことをしても悪いことをしても変わらないなら

           悪いことをしたほうが無駄に悩ます済むって

 

        相変わらず理由を付けては嫌味言われて殴られてたけど

               一度抵抗したときに

           自分の腕力で親に対抗出来る事がわかった

 

             殴られなれてたから反撃も簡単でね

                徹底的にやり返したら

          その後は何をしても視界に入らない空気になれた

 

                   でもね

 

               ろくに家に帰らない私は

          その矛先が弟二人に向いてたのに気付かなかった

 

           ある夜CDを取りに仲間とバイクで家に行ったら

         玄関の外で顔が血だけの弟が泣きながら体育座りしてた

 

           友達が弟の血を拭ってるの見て意識が飛んだ

 

         近所のおっちゃんや友人に地面に押し付けられてて

             両親は肩を抱き合って泣いてた

       友人とかが押さえてくれなければ私は両親を殺してたと思う

 

     先輩のご両親と近所の方々がが弟二人にの面倒を見てくれると言ってくれて

           私は中学卒業で家を出ることにした

 

          数年後地元にもどる事になりアパートを借りた

          その頃弟らは母方の祖父母と暮らしていた

 

     精神的に突然バランスが崩れ始めた理由のキッカケは分からないが

                原因は分かっている

 

        入院中母である人間が見舞いに何度もきたが拒否した

              

        原因を何か理由を付けて誰かのせいにするのは嫌だが

           私は未だにこの二人の間に産まれなければ

             普通であれたのかもしれないと

              考えてしまう事があります

 

          ずーっとカウントダウンタイマーで生きてきた

             これも治せるものでないと思う

 

           他人と比べるなんて余計な感覚はないけど

           普通の親子と言うものは羨ましいと思う

              これも手に入らないもの

 

           人の悪意に敏感で人の感情には鈍感

          好意や称賛に対してとまどってしまうし

              関わりをさけてしまう

 

    もう少し他のひとを頼ってもいいんだよ?

 

       唯一信頼してたカウンセラーの女性がいつもそう言ってたが

                 無理な話

 

          自分でも分からない所に色々欠陥が出来ているのに

            他人に何を説明して期待すべきかも

                 分からない

 

            だからなんとなく死ぬまで生きてる

                 バランスの為

                 迷惑かけない為

                 友人と遊ぶ為

 

          この感覚が生きてるだけで迷惑な人間である

              私なりの最良の生き方です

 

          私と両親という立場である人間の昔話でした

 

            こんな出来事珍しくもないでしょう?

      殺しされてる子供も現在進行形でやられてる子供も沢山いる

 

                   なぜ?

             親と近所が機能してないから

             これが一番の問題です

 

      私は男だし近所や友人に助けられ死なずに済んで殺さずにすんだ

        大人が大人として機能して次世代を助けてあげなきゃ

          親権を剥奪してでも助けるべき命はありますよ

      

                  あとね

               名ばかり偽善者団体

         これを徹底的に洗い晒して本物を守らないと

         世間の無関心は疑心も影響してるんですから

 

         要らないものを抱えて大事なものを持てない人が

             少しでも減ることを望みます