マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

ダイアンアーバスとフリークス

 

 

             こんばんは

 

 

           カメラを遊び始めた頃

    マミヤC330をカメラ先輩である友人の父親に自慢をしに行ったら

          本棚から一冊の写真集を持ってきた

 

             写真家の名前は

    ダイアン アーバス

 

            ペラペラ捲ったら

        6×6で撮られた様々な障害者や精神異常者が

          様々な表情でこちらを見ていた

 

       アーバス風に言えばフリークスと例えられる人達

              ふふふ

       倫理屋と人権屋が喜んで食いつきたがるネタだが

            写真も表現も事実でしょ?

       世間一般的に見れば彼等はまぎれもなく異物

          

      綺麗事言うなら写真集を見てみてから言ってくださいね

       上っ面な偽善をあの目に剥がされると思いますよ

 

          物乞い念仏が閻魔様には通じるとでも?

 

                 

               さてさて

 

     ダイアンアーバス若い頃めちゃくちゃ可愛いんですよねぇ

         まぁ、色々と精神的に抱えていたようで

     現在よりも精神病が世間から白い目で見られていたのですから

      被写体を通して色々と代弁させてたのかもしれませんね

            真意は当人のみ知る事ですが

      被写体がその時代に生きていたという事は変わらないです

         

         ダイアンアーバスは48で自殺してます

            これも変わらない現実

 

        今の人物写真に魅力を感じる事が少ないのは

              それが嘘だから

         汚れを消して形を直して理想的に作り上げ

          現実から著しく解離してて面白くない

               下らない

    アイドルにシミやシワが無いと本気で信仰してる連中笑えます

           お前らヨーロッパの童貞貴族か?

 

        都合の悪い事を避けて夢を見たがる子供みたい

 

      そんな人物写真なんて何一つ価値がないと思ってます

      ダイアンアーバスの写真が未だに人の目をひくのは

             見た人の中にある

     都合良く目をそらしてきた現実と目が合うからなのかも

 

      相変わらず猫と樹をパチパチしてる私のマミヤさん

          持ち主がなんとなくでゴメンね

 

    ダイアンアーバスが今生きてれば何を撮ってたんでしょうねぇ

           というお話でした