マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

ハムスターボールなるモノ

 

 

 

 

              こんばんは!

 

           仕事終わりにホームセンターへ

             ジュースにお菓子

        ハムスター用乾燥フルーツと給水気を買い

              高速で帰宅

           店員ちゃんは休みかな?

 

             ただいまぁ~、と

        玄関を開けるとナニやらにぎやかな話し声

               そして

              大量の靴

 

         主の居ない筈の部屋にちびっこが溢れ

       私の

      動く雪見大福とイチャイチャしてるではありませんか!

 

            ○○ちゃんお帰り~

             お邪魔してます

             こんにちは

 

       .....ただいま、いらっしゃい、こんにちは

 

          とりあえず着替えシャワーへ

          

          さっぱりして戻ってきたら

  雪見大福は半透明のカプセルに容れられコロコロ部屋を行き来していました

          初めて見る光景に私あたふた

           

            これ、大丈夫なの?

 

         ハムスター用のだから大丈夫だよ!

     これなら隙間に入らないから外で遊ばせられるよ!

 

             これは画期的!

             考えた人間凄い!

        もこもこを味わえないのは残念だけど...

 

          ずーっと容れてると疲れちゃうから

              気をつけてね!

 

            ん?貸してくれんの?

 

          今日連れていこうと思ってたけど

              土曜日にするね

 

    と、ちび姫らはハムスターボールなるモノを授けて帰宅しました

 

          早速雪見大福ボールと戯れる独身男

       せかせかと小さい足でボールを操り部屋をコロコロ

        その間にゲージに給水機を取り付け綿を足

             餌入れを綺麗にしてると

 

        がちん!

               と背後で物音

        振り替えるとハムスターボールなるモノがパックリ

              中身が本棚の影へと

        ぴゅ~

 

          慌てて本棚の隙間を見てもちっとも見えない

                けれども

     カサカサゴソゴソ

             音はするので一安心

 

          本棚周りを隔離して待つこと数分

       モソモソと一回り大きくなった雪見大福?出現

      

          雪見大福?を掴み上げて埃を払い

 

           掃除をしようと決意しました

              というお話