マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

鈍兵衛

 

こんばんは

 

f:id:kefuo:20210928232008j:plain

イカDlll+Wコムラー 35mm F3.5

 

 

鈍感力を磨きたいです

 

罵られてもニコニコあしらい

割り込まれてもニコニコ許し

理不尽な要求にもニコニコ対応する

 

退屈な日常を受け入れてニコニコ生活し

下らない仕事もニコニコ一生懸命こなし

うさん臭い奉仕活動にもニコニコ参加する

 

そのくらい

間抜けな生き方で

何の疑問も感じず過ごせたら気が楽なんでしょうね

 

 

まぁ

そんな生き方

全然憧れませんけどね

 

 

 

さてさて

 

 

 

わたしが磨きたい鈍感力

 

他人の感情認知への反射

という鬱陶しいアンテナの低感度化

 

幼い頃

親の機嫌次第で色々されてきたせいで

他人の感情とか空気に異常に敏感な体質です

 

これが

最高に鬱陶しい

 

その上

わたしは思ったことをそのまま口にしたり

行動する悪癖があるので

 

今まで

数々の修羅場を開幕させ

盛大な盛り上がりの中

カーテンコールに応えて来ました

 

数々の矯正実験を

自主的及び

友人の指導の下行ってきました

 

そもそも

人が嫌いで

思考が舌へ脊髄反射で動く

安い構造の残念な身体

 

これを治すのは不可能と最終結論が発表されたので

せめて

他人に対する感度を下げたい

という訳なんです

 

いえ

人嫌いの

わたしだって

見ず知らずの他人に

座席を譲ったり

急いでる方にレジを譲ったりしますよ

 

その時に

お礼も言わずシレッと行動する他人に

は?

ってなる安い器ですけどね

 

ここで

鈍感ならば

わたしゃイラつくことなく

 

お礼も言えない

可愛そうな人なんだなぁ

ニコニコで済ませられるんです

 

レジで割り込まれて

店員に注意されて

わたしの後ろに並び直すおっさんが

すみません

も言わず

ッチッ!

わざと聞こえる音量で舌打ちしても

 

あ?

何なんお前?

 

言わずに済むんです

 

最近は

イラつきそうな予感がしたら

 

わたしは紳士

わたしは紳士

心の中で連呼し

 

シルクハットの似合う

ダンディな髭紳士がグラスを傾け

膝上のにゃんこを撫でてる様子を想像してます

 

 

あれ?

これはこれで

馬鹿で間抜けな

愚鈍への近道なのでは?

 

 

という

お話