こんばんは
○○さんって
何が恐いですか？
この間の深夜
慣れない書類作業に頭を抱えてるとき
鬼教官となってたクール後輩女子の
唐突な質問
饅頭
そーいうのいいです
おばけとか
ゲジゲジとか
高い所とか
子供ですか？
地震とか
雷とか
火事とか
後は？
海とか
人混みとか
歯医者とか
、、、
嫌いなものになってません？
さてさて
いい歳して
暗い室内も
おばけも恐いです
見えれば慣れる
なーーんて良く聞きますけど
わたしは慣れない
夜中に便所の扉開けて
知らない透けたおっさんが便器に座ってたり
手だけ地面歩いてたり
胸から上の無い子供がブランコに座ってたり
「こんにちは」
と
満面の笑みで繰り返すだけの
透けてる美人に丸一日付きまとわれたり
かごめかごめを歌いながら転がってた
空き缶とすれ違ったり
想像すれば
色々面白いんですけど
人並みには怖いです
でも
一番怖いのは
知らない屋内の暗がり
海は嫌ですけど
基本的に
野外はどんな暗くても
怖くないです
むしろ
夜風というか
夜の気配は好きです
でも
屋内は嫌
色々残ってて
嫌
どこもかしこも
気配が滞留してるので
気持ち悪いです
さて
で？
お前は何が怖いん？
体重と領収書です
真顔で言う
この後輩が少し怖いです
という
お話
