マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

条約の効果

 

こんばんは

 

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三年前

わたしは

悪魔と停戦条約を結びました

 

毎夜毎夜

部屋に現れては

わたしを怯えさせる悪魔

 

とある晩

窓辺にいた悪魔に

 

代わりの場所を提供するから

おれの部屋に来るな

 

提案

 

部屋に出たら始末する

でも

代わりの場所で悪魔を見かけても

わたしは手を出さない

いう

双方に有益で

平和的な内容です

 

 

それからというもの

悪魔の部屋来訪は減りました

盆栽の影にその姿を見返る頻度があがりましたけど、、

条約に従い

手は出さず

身震いしながら

 

部屋には来ないでね

と悪魔に呟いてます

 

 

悪魔とわたしの関係は

多少良好になりました

 

 

 

さてさて

 

 

 

昨夜

 

悪魔が二匹

停戦条約を破り進軍してきました

 

のんびり本を読んでたわたしの視界に

カサコソ前線を行く影が、、、

 

光の速さでキンチョールを手に取り

悪魔に掃射

一匹は一瞬で仕留められましたが

もう一匹が本棚の影へ逃げ込み

持久戦に、、、

 

とは

ならず

 

サーチアンドデストロイモードのわたしは

本棚を動かし

出てきた敗残兵を丸めた新聞紙で一閃

 

夜戦は5分あまりで決着しました

 

悪魔はG?

 

えぇ

しかし

GはGですが

わたしが停戦条約むすんだ相手は

ゲジゲジです

 

せっかくの停戦条約なのに

ゲジゲジの世界にも

領土侵犯したがる馬鹿が居るようです

 

困った馬鹿は

双方の為にならないので始末します

 

という

お話