こんばんは
雨どーですか?
こちらは落ち着きました
というか
シトシト雨が続いただけですから
快適でしたけどね
止んでも油断しないでくださいね
さてさて
本読みます?
わたしは読みます
んで
ジャンルは偏りませんが
気に入ったジャンルは
とりあえず買い漁り
読んでから淘汰します
基本的に
作者の感想が要らない人間ですので
ノンフィクションものなら
状況解説と時代背景が正確に書かれてるものが
大好物です
呪われたシルクロード
辺見じゅん さん
や
パトリシア コーンウェル
は
時代背景も状況も詳しくて
面白いです
さて
今回はみんなのアイドル切り裂きジャック
コーンウェルの本は
多少作者が五月蝿いですが
被害者が詳しく書かれているので
読んでいて飽きません
当時のロンドンの現状も知れて面白いですよ
排煙、不衛生、ジン、売春婦、警察、バレリーナ
思い浮かべるロマンチックなロンドンは
1つもありません
それは
エレファントマンと面会する貴族と同じ
安い上っ面のイメージです
切り裂きジャックの被害者は
有名な5人以外は正確には不明
捕まってませんからね
メアリー ケリー
が一応は最後の被害者で
犯人は狂乱して自殺した
ってのが
スコットランドヤードの姿勢でしたが
どーなんでしょうねぇ
メアリー ケリーの死体写真は探せば出てきます
が
苦手な人は見ないことをおススメします
古写真とはいえ
よく分かる画質なので
簡単に説明すれば
ベッドの上で解体されています
あとはご自身の判断でどーぞ
正直
後々の犯罪者
に比べれば
パンチの弱い犯罪者です
数人の売春婦の喉を切り
殺害、解体しただけです
死体で家具を拵えたり
なべで煮込んで食べたり
血液を飲んだり
したアメリカの犯罪者もいますし
近年の日本でも
自殺サイトで釣った女性を何人も殺したり
同級生を解体した女もいました
切り裂きジャックは何故有名になったのでしょう
著名な小説家が同時代にいたからか
煽りの手紙が受けたのか
未解決だからか
わたしは
スラムの抱える不満+警察への嘲り+メディアの報道
これが噛み合ったからな気がするんですよね
おっと
紹介者の意見は不要でしたね
切り裂きジャックを調べると
当時のロンドンの不快な面が次々に出てきます
コナン君らが元気に走り回ったのは
幻想の幻想です
わたしがあれこれ書いたのも
記録の模写です
見てない景色は写真と記録からしか知れません
そこの悪い面は嘘を付きませんが
正しさは嘘をつきます
正確さを求めるなら
泥水を調べるほうが簡単で面白いです
切り裂きジャックの正体より
当時の警察の失態のほうが面白いし
案外近道かもしれません
日本の未解決事件も、、、ね
というお話