マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

低熱小陸

 

 

 

              こんにちは!

 

 

  Q. なぜ写真を撮るのですか?

 

   私.  被写体が私を呼んだ時には

  無意識にシャッターをきってますね(渋くいい声)

 

  Q. 無意識に繋がると?

 

 私.  ふふふ、(フカフカソファーに寄りかかる)

    そんな大げさなモノでは無いですよ

   カメラが撮りたいモノを教えてくれますから 

 (ブランデー入りグラスをクルクルして遠くを見つめる)

 

 

  Q. ○○さんにとって写真とは?

 

 

  私.    (少し前のめりに座り直して虚空を見つめる)

   自分を知るための手段かな?

 

 

 

      さてさて

 

        現実の私がインタビュー受けたとすれば

 

 

  Q. なぜ写真を撮るのですか?

 

   私. なんとなくです(春風亭ボイス)

 

  Q. え?なんとなくと言うのは?

 

   私. え?なんとなく好きなのを撮ってます

      (パイプ椅子にちょこんと座る)

 

 Q. もう少し具体的にお願いします

 

   私.    は?

 

 

           葉加瀬太郎さんの演奏が...

            流れるわけないよ

 

            しょーがないじゃん!

      好きなカメラで好きなの好きに撮ってるだけだもの

 

              趣味だもの

       自分が楽しまない趣味なんてないでしょ?

 

       そりゃいい声でブランデークルクルしながら

       フカフカソファーで得意気に花畑咲かせてみたいよ!

 

           でも現実は春風亭だからね!

 

        落ち着きなくパイプ椅子前後に揺らしながら

        もっともらしい答えが欲しいしつこい記者に

         その内パイプ椅子アタックしそうだもの

 

             なんとなく楽しんで

            友人らとあーでもない

             こーでもないと

          反省会するのが面白いんですから

 

            露出?補正?知らん知らん

           

          なんとなくの感覚で撮れるもの

            それなりに写るもの

       たまにあるホームランがたのしみなんですもの

 

              山勘露出あわせ

              使いなれたカメラ

               数本のフィルム

          これでぷらぷら歩いてパチパチ

         

        写真は自分が楽しめる方法で気負わずのんびり

           趣味ってそれが楽しみなのでは?

 

  適当でないよ!なんとなくです

               というお話