マミヤさんと何となく

なんとなくな暇潰しの話を なんとなく楽しんで頂ければ幸いです。

ジャラジャラ夜噺

 

 

            こんにちは

 

 

         のんびりアニメを見る予定でしたよ

        聞きなれた車の音が家に来るまではね

 

           おじゃましますよー

 

        と来たのはクーラーBoXを抱えた3馬鹿

        麻雀しょーぜ?

           と急遽麻雀となりました

 

         赤ドラをせっせと抜いてる私をよそに

       プシュ!

            と景気のいい音

           ジャラジャラする前に乾杯!

 

      差し入れのたこ焼きとメロンソーダを楽しみながら

              麻雀開始

             

         ちび姫からお土産貰ったわあんがとね

 

         おぉ!店員ちゃんと出掛けてたらしいな

         

            なんて会話しながら

            麻雀してたら

          

            なぁ○○ちゃん?

 

              なに?

             

             あれ、何?

 

           とストーブを指さす

           全員の目線がそちらへ

 

 そこには店員ちゃんの下着がハンガーにかけられ

             揺れている

 

        ばーちゃんが私が風呂にいる間に私の洗濯物を

        私の部屋のストーブ上にかけていってたようだ

         そして店員ちゃんとちび姫の服も

          纏めて私のモノ扱いされていたのだ

 

     全然気付かなかった

 

          あればーちゃんのじゃ無いよな?

 

           ウン、ソーカモネ

 

           店員ちゃんの?

 

           サア?ドーデショーネ

 

           みんなわらわらと下着に群がる

 

           この小さいのはうちの娘の?

 

           タブンソーデスヨ

 

     ○○ちゃん店員ちゃんと寝たん?

 

       いやいや寝てねぇよ!

 

      うちの娘と寝たのか?

 

 寝るわけねぇだろ!お前ら座れや!!

 

           やいのやいの盛り上がる馬鹿に

              今日の経緯を説明

 

          ○○ちゃん店員ちゃんと付き合えば?

 

       うーん、おれは今のところその気は無いんだよねぇ

 

             イイ子だと思うけどな

 

             イイ子なんだけどねぇ...

 

       ○○ちゃんうちのちびはいつ嫁に貰ってくれるん?

 

           おれ最近ちび姫の圧怖いんだけど

 

            ちび姫ちゃん最近押してるよな

 

            お姉さん感は出てきたよね

 

        家で洗濯物とか畳んでるよ、掃除も一生懸命やってるし

 

                花嫁修業だ!

                花嫁修業だ!

 

             孫の顔早く見たいよ○○君!

 

            お前それちび姫の前で言うなよ?

  

          ちび姫ちゃんも良い嫁さんになりそうだよな

          しっかり者だし○○ちゃん尻に敷いてるし

 

           お前らもそれちび姫の前で言うなよ?

 

        ジャラジャラしながら夜は明けていきましたとさ

                 

          

 

          ばーちゃん本当に勘弁してくれ

             というお話