こんにちは
思い出のマーニを楽しく見てたら
お呼びでない友人が突撃してきました
とりあえずマーニは１人でマーニしたいので観賞終了
おみやげのたこ焼きを食べながら
何てことない馬鹿な話をしてました
と
そーいや知ってる？
そーいや何て知らんよ
あのレストラン跡壊すんだとさ
へぇ？よくまぁ業者が見つかったなぁ
さてさて
たまには
冬の恐い話は如何でしょう？
このレストラン跡
二階建てで地下あり
の
長方形コンクリート基礎意外ほぼガラス張りという
豪雪地域に喧嘩を売る仕様の作り
私らが物心つく頃には廃墟でしたから
バブル時期に余所者が建てた建造物でしょうね
一階のガラスはほぼ割れてますが
道路に面した位置以外は傾斜にあるため
侵入口は一ヶ所のみ
入って直ぐ地下への階段を塞ぐ重い防火扉の様なドアがあります
このレストラン跡
地下以外は単なる廃墟です
夜中でも歌って踊れる位何も恐くありません
が
と
地下の間取り？を説明すると
馬鹿みたいに重い扉を開くと
全面コンクリートの色気ない階段が一直線に続き
降りきった右側に扉があります
扉を開けると
左右40m位一直線に伸びる一文字の廊下の丁度中間に出ます
廊下の幅は1.4m位でギリギリすれ違える位
んで
対面する形で扉が設置されていて
扉を開けると5畳程の部屋になっていて二段ベッドがおいてあります
部屋数は36程だったと思うんですけど記憶が曖昧です
まぁ、全面コンクリートのホテルの廊下を想像してもらうと分かりやすいかな
窓が無いので廊下は昼間でも真っ暗でコンクリートなので
若干床に水が溜まってます
私らが初めて訪れたのは一番馬鹿な中学生の頃
一階二階を満喫して
地下に降りました
１部屋１部屋覗いて回って
階段の所まで戻り
帰る流れになりました
なんだよ！何もねぇなぁ
と
友人が言ったら
つまんないの
と
子供の声
ん？
みんな顔を見合せた
ぱちゃん
と水の音
ぱちゃんぱちゃん
左右の廊下端で水音
バタンバタン
私らが開けっ放した部屋の扉が閉まる音
ぱちゃんぱちゃんぱちゃぱゃぱちゃぱちゃぱちゃ
バタンバタンバタンバタンバタンバタン
足音？が早足から走るのに変わるのを聞いて
逃走
あれ以来私はそこに行ってません
先輩や後輩も色々な目にあい
地元の子供らの間では恐れられてました
私が聞いた子供の声
友人は大人の男だったと言い
女性の声だったと言う友人もいました
特に何か見たわけではないですが
各部屋のベッドに布団がそのままだったり
カビだらけの着替えや日用品が置いてある部屋もあり
独特の気持ち悪さがありました
たこ焼きモグモグ
お前最後に行ってくれば？
100万くれたら泊まって来てやるよ
どーせ無理だろ？
まぁ無理だな、
三回行って三回ともストライクだったし
どーでも良いけどお前何しに来たん？
暇潰し
マーニ見たいから帰れ
懐かしい思い出と鬱陶しい友人
というお話でした
